社会人なら絶対知っておいた方がいいと思う財務スキルについて、URUオンラインスクールで分かりやすく解説してもらった内容のアウトプットです。
もしかして――
YouTubeで勧められるまま、よくわからない投資を始めていませんか?
自分の会社の経営状態を、なんとなくの感覚で判断していませんか?
店舗経営をしている友人に「頼まれてつい…」とお金を貸した経験はありませんか?
私にも、そんな「なんとなくお金に向き合っていた時期」がありました。
でも、URUオンラインスクールで学んだ財務スキルによって、考え方が大きく変わったんです。
今回は、その中でもとくに重要な「貸借対照表(BS)」についてご紹介します。
「難しそう…」「数字はちょっと苦手…」そんなふうに感じていた私でも、少しずつ理解できるようになりました。
社長でも、フリーランスでも、会社員でも、投資を考えている人でも――
お金と関わるすべての人にとって、BSは知っておいて損のない【武器】となります。
「今さら誰にも聞けない…」と思っているあなたにこそ、読んでほしい内容です。
10~15分後には、会社のお金の流れや未来の見え方が、きっと変わっているはず。
経営者を目指す方も、これから投資を始めたい方も、
一緒に“使える財務スキル”を身につけていきましょう。

はじめに
- 貸借対照表(Balance Sheet, 以下BS)は、企業の財政状態を一枚のスナップ写真のように示す財務諸表です。
- 正直、内容は「地味」で「つまらない」と感じるかもしれませんが、ビジネスや投資の判断に不可欠な基礎です。
- BSを理解することで、どのようにお金を動かすべきなのかが見えてくるようになります。または、投資して大丈夫な会社かどうかも読めてくるようになります。
そもそもBSとは何か?
- 貸借対照表(BS)は、企業のある時点における 資産・負債・純資産を示します 。
- 等式で示される構造:資産 = 負債 + 純資産
会社は資産を調達し(図の右側)、調達した資産を運用(図の左側)して会社を経営します。
この表一つで、会社(お金)の健康状態がわかるということです。

BSから企業の“健康”を診断する
バランスシート(BS)は、企業の財政状態を表す「健康診断書」のようなものです。
BSを読みこなせるようになると、例えば、流動比率(流動資産 ÷ 流動負債 ×100)を使って、
「資金繰りに余裕があるか」「過剰に借入をしていないか」「利益が積み上がっているか」など、企業の経営体質を読み解けるようになります。
これは、投資判断をするうえでも非常に重要なスキルです。
会社の“健康状態”を知らずに投資をするのは、いわばギャンブルのようなもの。
本記事では、BSの各項目を通して、企業の資金繰りや財務の健全性、投資価値について具体的に読み解いていきます。
各構成要素の意味
資産
企業は資産(現金・在庫・設備など)を使って事業を行い、売上を得てお金を回収します。
資産とは、将来お金を生み出す可能性のある「価値あるもの」のことです。
例えば、、次のようなものはすべて資産にあたります:
*販売資料を作成するために購入したPC
*販売商品を保管するために買った倉庫
*商品を届けるために買ったトラック
*販売できる商品(在庫)
これらの資産は、「どれくらい早くお金になるか」によって次の2つに分けられます。売掛金のように「来月入金予定の売上」などは流動資産、機械や倉庫のように「長期的に使って利益を生むもの」は固定資産と考えます。

流動資産:1年以内に現金化できる資産
(現金、預金、売掛金、在庫など)
固定資産:長期的に使用される資産
(建物、機械、土地など)
負債
負債とは、将来返済しなければならない義務のあるお金のことです。
例えば、銀行からの借入金や、商品や設備を後払いで仕入れた場合などが該当します。
例えば、次のようなものは負債にあたります
*銀行からの借入
*月払いで購入した仕入材料
*いずれ償還する社債
これらは、すぐに返す必要があるもの(流動負債)と、数年かけて返すもの(固定負債)に分けられます。負債の中身を見れば、その会社がお金のやりくりをうまくできているかが見えてきます。

流動負債:1年以内に返済が必要な負債
(買掛金、短期借入金など)
固定負債:1年以上の期間で返済する
借入金・社債など
純資産
純資産とは、会社の資産から負債を差し引いた「株主の取り分」のことです。
利益の蓄積などが反映されており、企業の安定性や自己資本の厚みを示す重要な指標です。

株主資本:(資本金・利益剰余金)と資本剰余金など
その他:企業の実質的な持ち分です
指標を活用しよう
では、企業別にBSの内容を分析してみましょう。
例えば、以下はどんな会社のBSかわかりますか?
東日本鉄道とカカクコムのBSです。では、どちらがどちらのものかわかるでしょうか?

東日本旅客鉄道(JR東日本)といえば、電車ですよね。
車両をそろえるだけでなく、線路の整備や駅の建設、保守のための土地や設備などにも多額の投資が必要です。つまり、事業を支えるために多くの「固定資産(長く使う資産)」を保有しているのが特徴です。
一方、カカクコムはIT企業。サーバーやパソコンなどの設備は必要ですが、大きな土地や倉庫などはほとんど不要です。そのため、固定資産の額は比較的少なくなります。
このように、ビジネスの特性によって、バランスシート(BS)の中身には大きな違いが出てきます。
固定資産を見るだけでも、どの会社がどんなビジネスをしているのかがある程度見えてきます。
ただし、「固定資産が多い=安定している」というわけではありません。
会社の短期的な支払い能力や資金繰りの健全さを判断するには、「流動比率」という指標を使います。
- 流動比率(流動資産 ÷ 流動負債 ×100)
- 150%以上 ⇒ 安定
- 200%以上 ⇒ なお安心

この比率が高いほど、短期的な支払い能力が高く、「安定している」と見なされます。
つまり、資産構成とあわせて、流動比率などの指標を見れば、会社の健全性がより深く理解できるというわけです。
初心者が押さえるべきポイントまとめ
- BSを読むことで、企業が 何を持っていて(資産)、何を返す必要があるのか(負債)、実際に企業に残る価値はどれくらいか(純資産) が一目でわかります。
- 特に重要な指標は 流動比率・自己資本比率で、これらで財務の“健全度”を把握できます。
- BSとPL(損益計算書)、CF(キャッシュフロー計算書)を組み合わせることで、企業の収益性や安全性、資金の流れまで分析できます 。
なぜ「つまらない」が重要か?
- 見た目は地味でも、この表を理解できれば、経営者・投資家・銀行・税理士など誰が見ても評価できる「共通言語」になります。
- 竹花さんは、「財務って難しそう」「税理士にまかせればいい」と考えがちな初心者に対し、自分で理解する価値を強調しています 。
まとめ(結論)
- 「つまらないが一番重要」:地味なBSこそ、企業の本質を知るための鍵です。
- 起業や投資で本気で勝ちたいなら、税理士任せではなく自分で理解するスキルが不可欠です。
- 一歩ずつでいいので、流動比率や自己資本比率などから実際に表にあたってみましょう。
竹花貴騎さんの「毎日1分で学べる」というスタイルに習って、地味でも必須なBSの基礎を毎日少しずつ習慣化すれば、確かな財務力が身につきます。専門家に任せる前に、自分の脳で動く知識を育てていきましょう。
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